自炊探偵、あらわる。

The Adventures of Detective Gohan

怪奇!ぷるぷるうさぎプリン、あらわる。

 韓国食材を買いに新大久保に行く際は、キッチン雑貨も必ずチェックしているのだが、今回もボムカフェさんで珍品を発見した。韓国から今まさに日本中のカフェに勢力を拡大している『ぷるぷるうさぎプリン』の型である。

 日本では『猫プリン』とも呼ばれているそうだ。今回は、つい衝動買いしてしまったこのシリコンの型で、うさぎプリンを作るまでを記す。

 ぷるぷるしても壊れない硬さとしなやかさ、そして、お菓子作り初心者の私でも作れる簡単さを兼ね備えたスイーツを見つけねばならない。熟考した結果、ゼラチンやアガーよりも硬く凝固する寒天ベースにしようと思った。ならばやっぱり『かんてんぱぱ』の一択だ。中でも、色の良さとソース付きが高ポイントな『ババロリア』に決めた。これならあとは牛乳だけで作れる。

 『かんてんぱぱ』の伊那食品は長野県の企業だが、全国に直営店もあるそうだ。ここ東京のスーパーでもけっこう売っている。今回はパントリーで購入したが三浦屋で見たこともあるな。

 沸騰したお湯100ccに粉を入れる。溶けるとピンクになるようだ。

 1分間かき混ぜる。

 牛乳200ccを加える。

 説明書に書いてあるが、この先、強く混ぜるとムース状になり、混ぜないとプリン状になるそうだ。私は10秒くらい優しく混ぜて作業を終えた。

 うさぎ型に注入。ちなみにこの型の容量はちょうど200ccなので、残りはコーヒーカップに入れた。あとは2時間待つだけ。

 2時間後。しっかり固まっている。シリコンとプリンの境をそっと剥いで、皿にのせてみよう。

 つるんと出てきた!

 ごま塩から黒ゴマを3つ拝借し、濡らした爪楊枝で目と鼻を貼りつけた。付属のソースを散らして完成。ぷるぷるしてみよう。

 少し揺らしただけでもすごい!激しくぷるぷるしても黒ゴマは落ちない。表面張力か何かが発動しているのだろう。

 しつこくない優しい甘さと食感が最高。大成功だったのだが……

 食後にあらためて『ババロリア』の原材料を見てみたら、寒天よりもゼラチンの方が多く含まれているっぽい!つまり寒天ベースが正解というわけではなく、結果オーライであった。

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 今回、ブログでは動画を直接貼れないためGIFアニメにした。ちゃんと動作するか心配だけど、なめらかな動きが伝われば幸いだ。